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連続ブログ小説『橙のミルクティー』第5話
20060817_88131.JPG

この空間に存在する自分以外のあらゆるものを否定してみたい気分になる時がある。結局のところ、それは社会という眼から客観的に自分を見た時に見えるあまりにも弱くちっぽけな"僕"という存在、それを知りつつ認めることを拒む愚かなプライドが生み出した結論。
社会が自分を認めないなら、全てを否定してしまえばいいと自分の四方に壁を作る安易な処世術。

だが、今、目の前に存在する否定し難い現実の出現にその処世術は崩壊する。

「…Oさん…。」


その感情は自分の弱さを肯定してしまうものなのかもしれないと思った。

でも、

自分でもよく分からないんだ。

所詮、現実の社会の中で殆どの人が経験してしまう感情を自分も経験してしまっている事実を受け入れるしかないということか。


僕はOさんに恋心を抱いている…らしい。


ああぁ!!
ムカツクっ!!

くっだらねぇ!!


でも気付くと彼女の背中を目で追っている自分が存在することは覆しようがない事実。
証明するものは自分しかいないけれど、もう否定しようがない。

僕はこの世界に生きているんだ。


つづく
| 小説 | 15:37 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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